
アニメ『バナナフィッシュ』の感想|簡単なあらすじ|“愛”を知る物語|アッシュ,英二…
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先日アマゾンプライムで一気見をしました。
終わった後の喪失感がすごい作品で、大好きな作品になりました。
その魅力と好きなキャラクターなど、考察していきます。
ネタバレもあるので、気になる方だけ読んでください。

①概要
1985〜1994年の吉田秋生さんの漫画作品。
2018年ノイタミナでテレビアニメ化。
②簡単なあらすじ
「バナナフィッシュ」のなぞを巡る物語。ダウンタウンストリートのボス・アッシュがある男にペンダントと「バナナフィッシュ」という言葉を残される。日本から取材に来た英二はアッシュに取材を始めるも、襲撃に巻き込まれる。アッシュを助けようとした英二はバナナフィッシュを共に追うこととなる。
③おすすめポイント
- アッシュと英二の友情
これが1番のポイントだと思います。アッシュは幼い頃からストリートで育ちました。一方で英二は平和な日本で生まれた。英二はアッシュに対し、優しく支えるように寄り添います。いつも周囲を警戒し、敵と戦ってきたアッシュは徐々に英二を大切な存在として認識するようになりました。
二人はお互いに「いなくなってほしくない」と強く願っています。銃を持たせたくないのも、危険なところに行ってほしくないから。そんなシーンがたびたび出てきます。友情を超えた愛の形が見えました。
- 李月龍(リー・ユエルン)の孤独
最終話に近づくと徐々に李月龍(リー・ユエルン)の本当の姿が見えてきます。彼は、愛を知らないために嫉妬をしていたとわかります。生まれた環境が彼をそうしたわけですが、その孤独が悪い方向へと向いてしまいました。それに気づいた李月龍(リー・ユエルン)は自分を取り乱すように泣いていました。とても印象に残っています。
- ブランカの言葉
李月龍(リー・ユエルン)の孤独を気づかせたのが、ブランカの言葉です。彼は射撃のプロで肉体が完璧です。その上、寛大な優しさを兼ね備えています。過去にあった出来事がきっかけとなって、アッシュへの想い、李月龍(リー・ユエルン)の想いが強く感じられました。色々な人の信頼を得ているからこそ、言える言葉に重みがあります。
- 図書館
アッシュが落ち着くために来るという図書館。いつもは銃を持ったり、戦っているアッシュが一人静かに本を読む姿にギャップがあります。しかしそのオンとオフが彼の器用さや精神のコントロールにつながっていると考えると、彼がボスである所以が見えてきます。

④好きなキャラクター
もちろん主人公のアッシュと英二も好きですが、他にも好きなキャラクターにたくさん巡り合いました。
- ショーター・ウォン
ショーターはアッシュの親友です。この物語のキーパーソンでもあります。仲間思いのショーターは、優しさと頭の回転の速さがあるように思いました。アッシュのことをよく理解し、行動を先読みしている気がします。サングラスにスキンヘッドの目立った容姿がかっこ良かったです。
- シン・スウ・リン
チャイニーズのボスで、最後にかけて登場シーンが多くなる人物です。彼なりの哲学があるように見えるところが好きです。決めたことはやり通す、仲間を大事にするといった印象を受けました。真っ直ぐな性格に心を打たれたシーンもいくつかありました。
⑤最後に
アマゾンプライムで全24話みることができます。
あっという間に終わってしまいました。1話から最終話まで全て面白い作品なので、ぜひ見てみてください!
公式ホームページはこちら↓

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