
コンフィデンスマンjp第1話『ゴッドファーザー編』を解説!|マルサの女
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名言やパロディーを紹介!これを見ればもっと面白くなる‼︎ ゴットファーザー?マルサの女?フィンリー・ダン?
第1話「ゴッドファーザー編」あらすじ
目に見えるものが真実とは限らない。何が本当で、何が嘘か。 ベートーベンは、本当に耳が聞こえなかったのか。 オズワルドは、ケネディを殺したのか。 アポロは、月へ行ったのか。 コンフィデンスマンの世界へようこそ。
天才的な頭脳と抜群の集中力を持つダー子(長澤まさみ)、お人好しで小心者のボクちゃん(東出昌大)、超一流の変装技術を持つリチャード(小日向文世)。
3人のコンフィデンスマン(信用詐欺師)の今回のおさかなちゃん(ターゲット)は、公益財団『あかぼし』の会長・赤星栄介(江口洋介)。表の顔は文化芸術やスポーツの振興、慈善事業に勤しむ名士。しかしその裏では経済ヤクザとして暗躍。日本のゴッドファーザーとも呼ばれていた。赤星は何よりも仲間を大切にし、そのファミリーは鉄の結束で結ばれているという。
国税庁からマークされている赤星が、莫大な現金資産を海外に持ち出そうと計画していると推測。3人は、赤星を騙すための作戦を立てるが……。
今回の哲学
‘‘君に金がない理由を教えてやろうか。君に金がないのは、君がひたすら金だけを愛さないからさ。金というものはね、浮気者には身を任せないものだよ。”
フィンリー・ダン
1867 7/10 – 1936 68歳
米国のジャーナリスト、ユーモア作家。シカゴ出身。
1898年「平時と戦時のズゥリ」でデビューした。
映画『マルサの女』のパロディー

CAに扮したダー子が「国税局査察部!」と滑舌悪く繰り返すシーン。
『マルサの女』…国税局査察部(通称:マルサ)に勤務する女性査察官と脱税者の戦いを、コミカル&シニカルに描く。伊丹十三が監督・脚本を務める。 第11回(1988)日本アカデミー賞で主要部門を独占した。宮本信子、山崎努、津川雅彦などが出演している。
『ゴットファーザー』を解説!

1972年3月に一作目が公開されて以降、2本の続編が製作された「三部作」。
上映時間は177分(約3時間!)
原作:マリオ・プーゾの小説「マフィア」。のちに「ゴッドファーザー」と改題されました。監督:フランシス・フォード・コッポラなど。彼はこの作品で一躍有名になりました。
ドンと呼ばれる「ドン・ヴィトー・コルレオーネ」と4人の子ども《「ソニー・コルレオーネ」「フレド・コルレオーネ」「マイケル・コルレオーネ」「コニー・コルレオーネ」》の家族。シチリア移民がマフィアとしてのし上がっていく様を家族ドラマの形式で描く。
誰がいつ裏切るかわからない。いったい誰を信じればいいのか。家族との関わりや生きる術について学べる作品。
ドン・ヴィトー・コルレオーネを演じた マーロン・ブランド は有名だったものの父の投資の失敗や映画監督たちから嫌われるなどして、俳優としての評価が下がっていきました。
ゴッドファーザーの名言!
家族以外の者には何を考えてるか伝えるな。
ドン・ヴィトー・コルレオーネの言葉です。信頼について、彼は計画や秘密を家族だけには伝えてもよいとしています。家族は裏切らないというドンの家族に対する「信頼」が見えます。
友情は全てだ。友情は才能よりも大切だ。政府よりもだよ。友情とは家族と似たようなものだ。
友人は自分で選んだ家族である。人は1人では生きられない。孤独にはなれない。友人と家族になり、信頼し合って生きる。うまく生きるための術が分かります。
生まれながらに偉大な者はいない。偉大に成長したから偉大なんだよ。
マリオ、プーゾの言葉です。人生は自分で作っていくもの。ちっぽけな人間が、自分自身で成長し、偉大になっていく。
赤星栄介は日本の“ゴットファーザー”である。

赤星栄介は、誰よりも「家族」を大事にしていた。家族は失わない。信頼でつながっていると。
でもその信頼は、赤星の脅しによってつながれたもの、犬だった。犬も家族だ。しかし人が犬を従えている。家族を信用していたのは、赤星だけ。犬はなんとも思っていなかった。
今回 日本のゴットファーザー赤星は、絶対に裏切らないと信じていた部下たちに裏切られた。強い絆で結ばれる”家族”に裏切られたのだ。
何が真実かわからない。
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