
ミニマリストになったきっかけ
- 557
私がミニマリストになったきっかけについて話そうかな、と思います。
これを読んで、シンプルな生活に興味を持ってもらえたり、このブログに興味を持ってもらえると嬉しいです。
①マキシマリストの時代
まず、私は「マキシマリスト」でした。
マキシマリストというのは、ミニマリストの反対でモノをたくさん所有する人のことを言います。
なぜマキシマリストになったかというと、私の育った環境が背景にあると思っています。
私は、親になんでも買ってもらえるタイプの環境だったんです。
なんでもといっても、ある程度の制約はあるのですが。
好きなプリキュアのゲームも、DSカセットも、洋服も。
もしかしたら、元々欲しいものが少なかった可能性もあるし、親が無理してくれていたのかもしれませんが。
私の親は、子供に多くの経験をさせようとしてくれる人でした。
もちろんゲームだけじゃなくて、色々な場所に連れて行ってくれたり、家族の時間を大切にしてくれました。
そうやって作られた思い出は今でも大事だったな、と思えるものばかりです。
母親によると、たくさん遊んで欲しいと思っていたそうですが。
すごく幸せな環境だと、自分でも実感しています。
欲しいものはほぼ手に入る状況で暮らしていたので、必然的にモノの数は増えていきました。
そして、自分の部屋が持てるようになると、棚に囲まれる部屋が完成しました。
本棚がたくさんあるんです。
そこに全てのモノを詰め込み、入らないから床に散乱する。
掃除は半年に一回くらいで、全てのモノを取り出して、ホコリをとる作業でした。
部屋はいわゆる汚部屋で、机の上にもモノが散乱、床にも散乱。
勉強もできないくらいでした。
机にモノがあることが原因かはわかりませんが、宿題をしていても集中できていなかったのは確かだと思います。
ずっと片付けはできないままでした。
②ミニマリズムの本との出会い
私はもともと、母親が本を勧めてくれることが多々ありました。
本好きの母は、よく図書館に行って本を借りてくるのですが、面白かった本は紹介してくれるというスタンスでした。
偶然、高校2・3年の頃ですかね、
母がミニマリストの本を勧めてくれたんです。
どの本か今では覚えていませんが、その本をパラパラっと読んで、「これだ!!」と思いました。
単純に「こんな生活がしたい!」と思いました。
片付けができない自分と正反対にあったのが「ミニマリズム」だったんだと思います。
その差に魅力を感じたというか。
まずは行動、ということで、シンプルに片付けから始めました。
モノを収納するということですね。
元の場所に戻す作業。
これもなかなかハードワークでして、収納する場所がもうなくなっているので、詰めるにも詰めれないんですね。
まあ、なかなか片付けもすすまず、年月が過ぎました。
③ミニマリストになった過程
大きな転機になったのは、やはり「引越し」ですね。
引越しは最強の片付けになるのだと実感しました。
高校2年生の頃に引越しをしまして、ダンボール詰めをしなくてはならなくなりました。
大量の本、参考書、洋服、自分がもつ全てのモノに目を通すと、モノの量にびっくりしました。
まあ必然的に片付けることになるので、いらない本は手放したり、売ったりしました。
この自分が持つものの量を知ったことが大きな転機だったと思います。
多過ぎて、把握することができなかったし、見ているだけで疲れるんですね。
このきっかけから、何度目になるかわからない片付けが再スタートしました。
引越しの後に、ミニマリズムの本を知ったので、片付けはますます捗りました。
④片付けの失敗
片付けの本質は「モノを捨てること」です。
だから、最初はとにかく捨てまくりました。
特に洋服は大好きだったので、たくさん持っていて、まずは量を減らそうとどんどん捨てました。
これが間違いでした。
最初は、今自分が使っているモノだけを残そうとしていたので、「いつか使うだろう」と思ったものは処分していたんです。すると、洋服の場合、ほとんど捨てることになります。
夏服、冬服、春秋用の服。
それ以外にもたくさん気に入っていた服がたくさんあったのに、「今使っていないから」という理由で手放してしまったんです。
で、半年後、一年後、数年後に後悔するんです。
あー、あの時の服可愛かったなぁって思い出してしまうんですね。
これは大失敗です。
好きな服ならとっておくべきだった、そう思います。
⑤現在のミニマリズム
高校3年生から計算すると、現在21歳なので、約3年間片付けをしてきました。
まあ毎日はしていないので、時間がある時や夏休み・年末の大掃除などで片付けたりしてはや3年。
ようやく自分に必要なものと必要ないものがわかるようになりました。
小学生の頃、私の部屋には本、洋服、文房具、バッグ、雑誌、参考書などがありました。特に本が多かった記憶があります。
でも今、私は自分には本も文房具もバッグも雑誌も参考書もそんなにいりません。
お気に入りの一個がいくつかあればいいです。
世の中に可愛いものはいっぱいあるけど、たまたま見つけた一つがあれば、そのあとは要りません。
ただ洋服は要ります。
好きなので。
昔ほど量はいらないけど、たまには買いたいです。
楽しみたいです。
それくらいかな。
自分が必要なもの、好きなもの、買わなくてもいいもの、捨ててもいいもの。
それがだんだんわかってきたことが、今の私のミニマリズムです。
⑥今後の目標
片付けに関して言えば、「ホテルのような部屋」が理想です。
ベッド・机があって、シンプルでスッキリした部屋が理想です。
そのためには、もう少しモノの数を減らす必要があると思っています。
生き方については、自分の人生に必要なものをもっと見極めたいです。
好きなことがこれだ!って言えるものとまだ出会っていないので、それを見つけて、それ以外のことをやらないようにしたいです。
例えば、誰かと遊ぶとして、私は本当に好きな人としか遊びたくないです。
たまには新たな出会いを求めて出かけたいとは思いますが、惰性でだらだら人と会うのは私には必要ないからです。
こんな感じで、より良い選択ができるようになれたら、と考えています。

何かのヒントになれば幸いです。
ではまた。
私がミニマリストになったきっかけについて話そうかな、と思います。 これを読んで、シンプルな生活に興味を持ってもらえたり、このブログに興味を持ってもらえると嬉しいです。 ①マキシマリストの時代 まず、私は「マキシマリスト」…
私がミニマリストになったきっかけについて話そうかな、と思います。 これを読んで、シンプルな生活に興味を持ってもらえたり、このブログに興味を持ってもらえると嬉しいです。 ①マキシマリストの時代 まず、私は「マキシマリスト」…