
経常利益・営業利益・純利益などの違いって?|売上総利益|企業の経営状態を把握する!
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会計をやることになったとき、「〜利益は○○と○○を引いた数」を分かっておくと、だいぶ楽になりますよね。〜利益を求めてください。と言われたときに、“サッと”出来るようにしたい!!
大学生にも分かりやすいように、簡単にまとめてみました。
さっそく紹介!
①売上総利益
売上−原料費、付加価値(サービス料も)の総額
どれだけ売上たかを表しています
②営業利益
売上総利益 − 必要経費[販売費・一般管理費(広告や光熱費など)]
売上から、広告費などの経費を差し引きます
③経常利益
営業利益+営業外収益(投資の利益など)−営業外費用(支払利息など)
投資で得た損益などを差し引きます
④当期純利益
税引前当期純利益(特別収益・特別損失)−法人税(20〜40% )
法人税を引きます
⑤純利益
全ての利益 +特別収益−特別損失−税金
全ての利益から当期純利益を引きます
少し複雑ですが、ちょっとした違いが分かると今後役に立つ知識になります‼️
「営業利益、経常利益、純利益」によって、企業の経営状態を細かく把握することができます。
経常利益は、企業の業績や財務状況を把握することができます。
経常利益を見て、企業を見る!

経常利益率=「経常利益÷売上高×100」で求めることができます☺️
普通の企業で4%、10%以上だと優良企業だと言われています。
優良企業の特徴
- 固定資産がある
- 収益事業を多く持つ
- 倒産するリスクが低い
飲食業、製造業、石油・ガス・鉱物業、銀行・信託業が経常利益率が非常に高いです。
一方、卸売業、建設業は経常利益率が低いと言われています。
まとめ
- 売上総利益
- 営業利益
- 経常利益
- 当期純利益
- 純利益
の違いが少し理解できたでしょうか??
業界ごとに基準値が異なるので、その部分も理解しながら判断することが重要です。
例えば、営業利益が多くても、工場費や人件費が莫大にかかっているなら、営業利益率は低くなります。営業利益がどれくらいだけを見ても、一概に判断できないんです💧
だから、業種ごとの基準や利益の違いを少し理解しておくと、企業を見極めるときに判断しやすくなります。とくに株をやっている方や就職で企業を選ぶ際にも、一度考えてみるといいかもしれません✨
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